(3)妊婦の多くは禁煙したいと思っている
 妊娠中喫煙している妊婦でも8割以上が禁煙したいと思っている(図表3)。「ぜひ禁煙したい」と思っている妊婦の割合も全体の25%を占めている。また、妊娠中に約8割が禁煙を試みていることもわかっている(図表4)。喫煙の本質が「ニコチン依存症」であることから、禁煙するためには妊婦本人の意思の力だけでは不十分であり、医療従事者による禁煙支援・治療が必要である。





(4)妊婦の半数以上が受動喫煙を受けている
  妊婦が受動喫煙を受ける割合は減少傾向にあるものの、2006年において半数以上の妊婦が妊娠中に受動喫煙を受けている(図表5)。この傾向は妊婦の年齢が若いほど受動喫煙を受けている割合が高く、20歳代前半では74%、20歳未満85%と高率である。




 


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