回答評価 ○
解説
大規模臨床試験(EAGLES試験)の結果、バレニクリンの方がニコチンパッチよりも1.5倍有効性が高いことが明らかになった。飲み薬(バレニクリン)は有効性が高く、飲むだけで効果があるのが長所であるが、副作用として胃の不快感や吐き気が起こりやすいことがわかっている。また、日本では添付文書で服薬中に自動車運転等の危険を伴う機械の操作をしないこととされている。一方、ニコチンパッチはタバコと同じニコチンを補給しながら禁煙する有効性が確認された方法である。服薬中の自動車運転について制約はないが、皮膚が弱い方はかぶれるといった副作用がある。