J-STOP e-Learning

アセスメントテスト

問題1
禁煙治療2回目。禁煙はできているが、手持無沙汰で吸いたくなる回数が増えている患者に対する声掛けとして最も適切なものを1つ選んでください。
	〇〇さんは心筋梗塞になって手術をしたんですよ。もう一度自分の病気を思い出してください。今回早く対処できて命が助かったんですから、1本吸ったら助かった命を捨てるようなものと思いましょう。
	手持無沙汰なら、細かい作業がいいと思います。例えばクロスワードパズルなどをやってみたらいかがでしょうか。集中して吸いたい気持ちもおさまると思いますよ。
	手持無沙汰で吸いたくなる時に、どんなことをしたら吸わないでいられていますか？現在どのような対処をされているか教えていただき、生活の中でできそうな方法を一緒に考えていきましょう。

問題2
禁煙外来最終回、「禁煙補助剤があったから禁煙できていた気がする。禁煙外来が終わったら吸ってしまわないだろうか。」と話す患者に対する声掛けとして、最も適切な内容を1つ選んでください。
	これまで何度もあった吸いたくなったタイミングで吸わないことを選択してきたのは、〇〇さんご自身です。薬は確かに大きなサポーターではありましたが、これまでの禁煙経過を振り返り、ご自身のがんばりを認めてあげてください。
	チャンピックスを自由診療で長期的に処方することもできます。少しでも不安があるのであれば、禁煙が安定するまでチャンピックスを飲み続け、不安がなくなった後に卒業としましょう。
	禁煙は何度も繰り返し成功に近づいていきます。今回禁煙できた経験があるのですから、吸ってしまっても大丈夫。次はもっとうまく禁煙できると思いますよ。禁煙した数だけ成功には近づいています。